このページの本文へ

肉食ナベコの「なんでも食べてみる」 第1042回

うまい旨辛弁当だよ!

セブンイレブンで最近売ってる「スップルグイチキン丼」っていったい?

2025年06月06日 17時15分更新

文● ナベコ 編集●ASCII

  • この記事をはてなブックマークに追加
  • 本文印刷

「スップルグイチキン丼」。スップルグイってどういう意味?

 最近、セブン-イレブンに立ち寄った方は、お弁当コーナーでこんな商品が目に留まったのではないでしょうか?

 「スップルグイチキン丼」。

韓国グルメフェアの商品

 スップルグイチキン丼って、いったい何? 答えは“炭火焼きチキン丼”のこと。韓国語で「スップル(숯불)」は炭火、「グイ(구이)」は焼きを意味します。パッケージには、日本語で「韓国風旨辛炭火焼き鳥丼」とも書かれていますね。

セブン-イレブン「マシッソ!韓国イチ推しグルメ」開催中

 この「スップルグイチキン丼 韓国風旨辛炭火焼き鳥丼」は、セブン-イレブンが5月27日から開催している「マシッソ!韓国イチ推しグルメ」フェアの商品のひとつです。今回のフェアでは、全31品の韓国グルメが登場。その中でも、がっつり系のお弁当としてはこの商品が特に目を引きます。

 わたしナベコは、事前に開かれた発表会で商品の説明を受けてきたので、スップルグイチキン丼のポイントを紹介します。

スップルグイ=炭火焼き
セブンの韓国グルメ丼のポイント

「スップルグイチキン丼」のイメージ写真

 「スップルグイチキン丼 韓国風旨辛炭火焼き鳥丼」(699円)は、炭火で焼いた鶏肉とトッポギを、特製のヤンニョムダレで味付けした、ピリ辛仕立ての韓国風焼き鳥丼。

 鶏肉だけでなくトッポギ(細長いお餅)が入っているのも、韓国グルメらしいです。お餅って、ダイエットしている人には背徳的だけどあるとテンション上がりますよね。

「スップルグイチキン丼 韓国風旨辛炭火焼き鳥丼」(699円)
こちらが購入してきた実物です

 レンジで温めてフタを開けると、まるで焼肉屋さんのような香ばしくて食欲をそそる香りがふわっと広がります。

セパレートになっているので、上の具をご飯にのせます

こんな感じ

トッポギがそそる!

 鶏肉は小さなカットではありますが、香ばしく炙られていて、柔らかいです。トッポギはもちもちとした食感。3本しか入ってなかったですが、正直言うともっと食べたくなりました! やっぱりお餅うまいよ。

 味付けは、辛さの中にほんのりとした甘みもあって、ご飯が進むコク旨辛味です。単調な辛さではなく、あとを引くような深みのある辛さです。けして、激辛まで刺激的ではありません。ですが、コンビニで売られている商品としては、しっかり辛く仕上がっていると思いますよ。

本当に“炭火焼き”

 ポイントのひとつは、やはり“炭火焼き”。今回の商品が初めてというわけではなく、実はセブン-イレブンの炭火焼き商品には約20年の歴史があるそうです。もともとは牛タン弁当の開発過程で本格的な炭火焼きを導入したのが始まり。工場には炭火焼き専用の設備が整っており、しっかり火を入れて、香ばしさを商品にしっかりと落とし込んでいます。

 また、使用しているコチュジャンにもこだわりがあるようです。産地の「スンチャン」は、コチュジャン発祥の地とされ、気候や水が良質で、コチュジャンづくりに最適な地域。日本でいえば“信州みそ”のように、「スンチャン産コチュジャン」というだけでブランドとして知られているそうですよ。

いいコチュジャンを使っているんですって

「スップルグイチキン丼」は
満足度が高い辛旨で食べなきゃ損

 ねぎやごまの香ばしさもアクセントになっていて、全体的によくできた仕上がりだと感じました。気づけばあっという間に完食!

 「スップルグイ」という耳慣れない名前に戸惑ってしまうかもしれませんが、ほどよい旨辛さの満足度が高い一品でした。炭火焼きの香ばしさとお餅(トッポギ)がいい! 韓国グルメらしい本格さも感じられます。

 名前に戸惑って手に取るのをためらっていた人は食べなきゃ損。販売期間中に試してみては。

・関連記事:「うまっ…」セブンの韓国グルメフェア、麺がガチなのはこだわりの理由があった

※価格は税込み表記です。

ナベコ

酒好きご飯好きのライター、編集者。
♪アスキーグルメでおいしい情報発信中♪

カテゴリートップへ

この連載の記事
もぐもぐ動画配信中!
アスキーグルメ 最新連載・特集一覧