OMEN MAX 16ほかHyperX新製品もお披露目! 日本HPのゲーミングソリューション発表会

市川/ASCII 編集⚫︎ASCII

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OMEN MAX 16

 日本HPは5月16日、ゲーミングソリューションに関する最新情報と新製品を紹介するための発表会を開催した。

 同社ではゲーミングPC、ディスプレー、ソフトウェアを展開するOMEN(オーメン)と、ゲーミングアクセサリーを展開するHyperX(ハイパーエックス)という2つのブランドを展開している。

 本発表会ではすでに発売済みのゲーミングノート「OMEN MAX 16」のほか、ゲーミングPCのパフォーマンスを最大化するソリューション「OMEN AI」のアップデート、そしてHyperXのワイヤレスヘッドセット2種を発表した。

HyperXのワイヤレスヘッドセット新製品

HyperX Cloud Jet Dual Wireless ゲーミングヘッドセット(ブルー)

 HyperXの新製品として「HyperX Cloud Jet Dual Wireless ゲーミングヘッドセット」と「HyperX Cloud III S Wirelessゲーミングヘッドセット」をラインアップ。

 HyperX Cloud Jet Dual Wireless ゲーミングヘッドセットは、カジュアルプレイヤー向けに必要な機能を求めやすい価格で提供することをコンセプトとしている。

 デュアルワイヤレス接続に対応しており、2.4GHzの無線接続とBluetooth接続の両方を利用可能。音質に関しても妥協はしておらず、HyperXのアコースティックエンジニアが調整したサウンドと40mmドライバーを搭載している。

 バッテリー駆動時間は2.4GHz接続時で最大20時間、Bluetooth接続時で最大25時間となっている。カラーはブラック/ブルーの2色展開で価格は1万1980円。発売は5月16日となる。

HyperX Cloud III S Wireless ゲーミングヘッドセット

 一方、HyperX Cloud III S Wireless ゲーミングヘッドセットは既存のCloud III Wirelessの強化版という位置づけ。

 Bluetoothに対応し、デュアルワイヤレス接続が可能で、ゲーム用途だけでなく、外出先でのスマートフォン接続などでも利用できる。

 また、HyperXのアコースティックエンジニアによりチューニングされたクリアなオーディオ、強靭なフルメタルフレーム構造、ブームマイクを取り外せばインラインマイクとしても利用できる柔軟性も備えている。

 2.4GHz無線接続時で最大約120時間、Bluetooth接続時で最大約200時間という長いバッテリー駆動時間を実現しているのも大きな特徴だ。

 カラーはブラック/ブラック-レッド/ホワイトの3タイプで展開。価格は2万2980円、発売は6月13日となる。

OMEN MAX 16

 OMEN MAX 16は最もパワフルなOMENゲーミングノートPCとして位置づけられた同社のハイエンドゲーミングノートPC。すでに発売済みの製品ではあるが、改めて紹介された。

 主なスペックとしてインテルの新CPU「CoreUltra 200HX」とAMDの「Ryzen AI 300」シリーズを選択可能、GPUにはNVIDIAが発表した次世代の「GeForce RTX 50シリーズ」を搭載し、最新技術であるDLSS 4に対応。

 特徴としては、同社初というOMEN Cryo コンパウンドとベイパーチャンバーを採用した冷却機構により、高い放熱性能と静音性を両立している点があげられる。

 さらにインテルモデルにはOMENファンクリーナーを定期的に逆回転させることで埃の蓄積を軽減するOMENファンクリーナーも備えている。

 パフォーマンス面でも最大250WのTPPと強化されたコンポーネントにより、ハードウェアの能力をフルに解放可能だといい、本モデルの全開性能を引き出す新モード“Unleashed”モードにも対応する。

 またインターフェース不足を補うInstant Pairing(インスタント ペアリング)機能を搭載。対応するHyperXゲーミングアクセサリー(マウス、ヘッドセットなど)をUSBドングルなしで最大3台まで2.4GHzの超低遅延で接続できるという。

 OMEN MAX 16についてはこちらの公式サイトも参照のこと。

OMEN AIについて

 OMEN AIはゲームタイトルに合わせたゲーミングPCのパフォーマンスを最大化するソリューション。

 OMEN Gaming Hub内からアクセス可能で、Windows 10以降の全てのHP製ゲーミングPC、およびコンシューマーPCで利用可能な機能となっている。

 本ソリューションを利用することのメリットについて担当者は、ゲームプレー時のプレイヤー設定の課題について触れた。

 具体的には、近年のゲームタイトルはビデオ設定だけでも膨大な項目があり、設定の組み合わせは非常に多岐にわたっている。何万通りもある設定をユーザー自身が手動で最適化することは難しく、またオンラインの情報も自身のハードウェア構成に合っているとは限らず、かえってパフォーマンスが低下させる可能性もあるという。

 OMEN AIは、このような複雑で難しい設定の最適化を自動で行うことで、ユーザーが悩むことなく最高のパフォーマンスを発揮できる環境をつくれるようだ。

 ゲームタイトルとしては現在Counter-Strike 2に加え、新たにApex LegendsとLeague of Legendsが対応。ほかのタイトルも続々とOMEN AIに対応していくようだ。

ゲーミングソリューションカンパニーとして

 同社は、OMENとHyperXという2つのブランドを通じて、ハードウェア、ソフトウェア、アクセサリーをすべて活用したトータルソリューションを提供すると述べ、「全てのゲームプレイヤーにこれまでにない体験を届けるゲーミングソリューションカンパニー」として事業を進めていくビジョンを表明。

 単なる製品提供にとどまらず、トータルなゲーミングのエコシステムを活用し、ユーザー一人ひとりに最適な体験を提供することに注力していくと語っていた。

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